マッケンジー:デュン(MACKENZIE DUNN)DOMINO誌との提携
急激に寒くなり、日照時間が少なくなってくると本格的な冬のはじまりです。憂うつになりがちな冬場を乗りきる最善の方法といえば、暖かい場所への旅行です。
2017年デザインブログ賞の受賞者たちのサポートを受けて、寒さに悩まされない温暖な旅先を4つご紹介します。
「私はいつも、太陽を求めて旅行します」とピナースチョイス賞の受賞者である、イギリスを拠点とするマディーナ・グリーロ(Medina Grillo)さんは述べています。「ここの天気はどんよりしているので、同じく気分もさえません。」
憂うつな冬の避寒地として旅先を選ぶ人にとって、また、最高のDIYブログ「Sugar and Cloth」のクリエイターであるアシュリー・ローズさんや、ベストニューデザインブログの受賞者で、「私は自分の体験から空間をデザインできる事を楽しみに帰宅するのです」と言うアニータ・ヨコタさんなどのように、必要なインスピレーションを探して旅行をする人にとって、これら4つの旅先にはたくさんの魅力があります。
一番良いのは、アメリカを離れなくても、太陽が降りそそぐ風景の美しい旅行先を楽しむことができる事です。
これらの受賞者たちは皆いつも世界中を飛び回っているので、おすすめのアクティビティに加え、旅行を快適にする必需品についても知恵をお借りしました。
ベストインターナショナルブログを受賞した「My Scandinavian Home」のブログの作者であるニキ・ブラントマークさんにとって、必需品トップ5はスリープクッション、動きやすいパンツ、さらに移動中に仕事をすることが多いため携帯電話、ラップトップ、そして様々な充電器です。ベストスモールスペースリビングを受賞したブログ「Reading My Tea Leaves」の創設者であるエリン・ボイルさんはプライベートで旅行することが多いため、ハイテク製品はあまり必要ない代わりに、いつもカメラを持っていきます。他にも、お気に入りのパジャマ、フェイスとボディ用のブレンドオイル、また履きなれた素敵な靴があると旅が快適になると話していました。
ニューメキシコ州サンタフェ
デザインに興味がある方には、ニューメキシコ州サンタフェがおすすめ。ここは年間300日以上晴天なので、憂うつな天気から解放されたい人に最適な旅先です。この街はレストランも充実し、美術や芸術の街とも知られ、豊かなアート文化があります。特に、OTA ContemporaryやIAIA Museum of Contemporary Native Artsはお見逃しなく。Randall Davey Audubon Center & Sanctuary自然保護区では、散策しながら見事な風景を楽しむ事ができます。
更に歴史を感じたい皆様には、ラ ポサダ デ サンタ フェでの宿泊をお勧めします。このレンガスタイルのホテルの客室の一部は、230年以上も昔に造られました。またラ ポサダは1930年代から40年代にかけて、芸術家たちが集う場所としても活躍しました。トリビュートポートフォリオホテルの一員となった現在、アートと装飾を通して、長年のサンタフェの遺産と伝統を引き継いでいます。小さな家のような客室は一つひとつデザインが異なり、オリジナルの堅木張りの床、またはサルティヨタイルの床とサウスウェスタンアートが特徴的です。
食べ物もこの土地の歴史を映し出しています。ホテル内レストランのジュリアは、 19世紀のサンタフェ社交界の名士であり、有名なスターブ家の家長であるジュリア・スターブに敬意を表してつくられました。
また、リラックスできるサロン付きのプール、スパ、さらにヨガクラスも体験でき、フィットネスセンターも利用可能です。
フロリダ州マイアミビーチ
サンシャインステートで温かい冬を過ごしてみてはいかがでしょう。マイアミビーチは12月、1月の気温が24度前後と、冬のビーチを楽しむには最高の地です。
マイアミビーチのオーシャンドライブは、かわいらしいパステルカラーのアールデコ調の建築が立ち並んでいることで有名です。ロイヤルパーム・サウスビーチ・マイアミは、マイアミで初のホテルの一つである当初のロイヤルパームホテルの格調を重んじ、現在もアールデコ調の雰囲気を大事にしています。
マイアミは、ベスト・ライフスタイル・ブログに輝いたルーム・フォー・チューズデーを執筆したサラ・ギブソンが愛した土地です。サラの旅行のアドバイスは次の通り。「荷物は少なく、そして、日焼け対策は忘れずに!」
カリフォルニア州コスタメサ
南カリフォルニア、オレンジカウンティの中心部にある、国際的に名高い芸術と劇場があるこの地区の探索はおすすめです。太平洋までわずか1.6キロと、美しいビーチで日光浴を楽しむこともできます。また、ロサンゼルスのダウンタウンやサンディエゴへの日帰り旅行も可能です。
この地区の中心部にあるトリビュートポートフォリオのアヴェニュー・オヴジアーツ・ホテルに滞在し探索をお楽しみください。劇場地区の一等地にあり、セゲルストロム芸術センター、舞台が3つあるサウスコーストレパートリー劇場、アーツプラザ、1.6エーカーのノグチ彫刻庭園まで簡単にアクセスできます。
アンバー・インテリアというサイトがベスト・インテリア・デザイン・ブログに輝いたデザイナー、アンバー・ルイスも、リド・ヴィレッジでのショッピング、グリットサイクルでのスピンクラス、カフェ・グラティテュードでのランチを勧めています。
カリフォルニア州ランチョサンタフェ
「冬の寒さを避けることが旅の目的ではありませんが、昨年の冬は南カリフォルニアへエスケープしました。そして私は3月初めにたっぷりの陽光をあびることができました」と、エリン・ボイルは語ります。多くの人は南カルフォルニアというとパームスプリングスかロサンゼルスを目指すでしょう。しかし、人里離れた小さな町には、味わうべきたくさんの陽光とリラクゼーションがあります。
代表例:サンディエゴ郡ランチョサンタフェ。真の静けさを味わいたい方は、イン・アット・ランチョサンタフェにご滞在ください。海岸までわずか4マイルなので、ここでも活気ある街サンディエゴが提供してくれるあらゆるものを楽しむことができますが、おそらくあなたはここを離れたくないと思うでしょう。21エーカーの土地に建つこの施設は田園の豪華な隠れ家で、ユーカリの木立にひっそりとたたずむ魅惑的なコテージか一軒家に滞在することができます。
ちょっとした運動を楽しみたいお客様は、有名なランチョサンタフェ・テニスクラブやランチョンサンタフェ・ゴルフクラブで楽しい時間を過ごしたり、田園の風景のなかを乗馬したり、歴史のある町を自転車で回ることができます。施設には海水プール、3,000平方フィート(約280平方メートル)のスパ、週末のライブエンターテインメント、高級レストラン、クラフトカクテルのバーも備わっています。